金持ちになるには対価が必要

 お金はあるに越したことはありません。私だって大金持ちになれるのであればなりたいです。でも、世の中にはタダのものはなく、何かが欲しければそれに対してなんらかの対価を支払わないといけなく、お持ちになるのにだってもちろん対価を支払わなければなりません。

 私にとってお金持ちになるための対価とは、自分の時間を使って今よりもっともっと働き、リスクを取りながらも自分に可能な限り多くの借り入れを起こして物件を購入し続けることでした。他にももっとスマートな対価の支払い方はあると思いますが、私にはそれしか思い浮かびませんでした。そしてその対価を支払わらないことに私は決めたからです。

 ゴルフをうまくなりたかったら練習をしなくてはなりません。プロになりたかったら尋常じゃないぐらい練習しなくてはならないでしょう。トッププロになりたかったら、非常に才能のある人が自分のほぼ全ての時間をゴルフにあてる必要があると思います。

 もちろん、いったん上のレベルまで行けばそれを維持するのは遥かに楽になるのはわかっています。プロゴルファーだってプロのレベルに達するためには物凄い努力をしなくてはならないでしょうが、プロのレベルを維持するだけであれば(ツアーで勝つとかいうことは目指さずにプロで居続けるだけ)、それほどの努力は必要ないでしょう。大家業をしていても、初めは1戸しかないのに四苦八苦していました。銀行から数百万借りるのだってドキドキしながら大変な思いをしたわけです。今ならなんでもないことなんですが。

 私は努力すれば金持ちになれたかも知れません。なれなかったかも知れません。ただ、それに向かって努力し続けていれば経済的には今よりもはるかに豊かになれるのはわかっています。

 それでも私は大金持ちになるための努力をするという選択肢を選びませんでした。

 私はもう40代中盤に差し掛かり、平均寿命の80歳まで生きられるとしても人生の半分は過ぎてしまっています。元気に行動できるのもあと20年ぐらいでしょう。

 今ならスポーツをしたり旅行をする体力もある、そして子供はまだ小学校に上がったばかりで可愛い盛り。子供が小さく、自分の体力もある40代という時間を家族と一緒に楽しむと決めたのです。

 自分の時間をお金を稼ぐためにはもう使わないと決め、私はサラリーマンを辞めました。

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