大家の意識

 大きく分けると大家には2種類あります。一つは地主。もう一つは私のような個人投資家です。

 地主は皆さん知っての通り、その地域の名家だったりして昔から土地を所有してその上にアパートなどの賃貸住宅を建てている大家です。

 親から受け継いだ土地の上に賃貸住宅を建てるので土地を購入する必要がない。非常に有利なんですね。なのでその地域にいくつも賃貸住宅を所有しています。

 この地主の大家の意識は非常に低いことが多いです。まず態度がデカい(笑)

 私なんかは不動産屋さんに募集の依頼に行く時は、お茶菓子やケーキなどを持って、「失礼します。〇〇町の〇〇アパートの大家の〇〇です。101号室の募集をお願いしに来ました。家賃などの条件はいつも通りでお願いします。今回も謝礼をお支払いしますので、皆さんに頑張って頂けると助かります。」等々、丁寧に募集をお願いします。部屋を埋めることが大家の仕事なんですから当然のことですよね。

 でも、地主の大家って違うんです。私なんかが不動産屋で営業とお茶なんかしているとたまに地主が入ってくる時もあるんですが、開口一番「まだ部屋埋まんないのかよ。もう1年以上空いてるぞ。」なんていきなり怒ったりするんです。不動産屋は平身低頭「大変申し訳ありません、今頑張っていますので...」と謝りながら嵐が過ぎるの待つわけです。


 たくさん物件持っている大家ですから不動産屋も邪険に出来ないんですね。

 しかも、そんな地主の大家に限って、部屋はエアコンも照明も付いてない、ウォシュレットだって付けてないようなアパート。賃貸経営に対する意識が非常に低いんです。

 そんな大家の部屋に不動産屋の営業だって客を付けたくはないですよね。

 地主の大家の場合、私のような個人投資家と違って親から物件を受け継いでますから、多少空室が出たって痛くないわけです。地主もローンは受け継いでいるかも知れませんが、私たちのようにゼロから買っているわけではないので、私たちとは家賃に対するローンの割合が違います。だから賃貸経営に真剣に取り組まない人が多いんですよ。部屋の設備を良いものしたり、不動産屋に頭下げるとかは嫌なんです。

 昔は違ったんですよ。バブルの頃なんかは今よりも賃貸住宅の数が全然少なかったので、本当に殿様商売で嫌なら出てけという感じでしたから。地主の大家はその頃の意識を引きずっている人が多いんですよね。

 でも、まあそういう大家がいてくれるおかげでなんとか私たち零細の個人の不動産投資家がしっかり儲かる賃貸経営が出来るので、感謝しなくてはいけないとは思うんですけどね。

 皆さんも不動産投資をする際には、これはビジネスなんだという意識をきちんと持って取り組みましょうね。

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